その２

訓練会場は小樽港沖10kmの海上、巡視船５隻、警察艇、税関艇、海自艇、海保ヘリ、広域捜策機（YS11),道警ヘリの参加で空と海から海上で想定される「テロ対策訓練、人命救助訓練、密輸容疑船の捕捉訓練」が実施された。どれも一般市民が日頃目にすることは無い光景だった。どれも体を命をはった活動で訓練といえども関係官の機敏で真剣な行動に目を見張った。訓練を見学した市民は1,034名。きっと海上保安官への理解が深まったに違いない。
テロ対応訓練で停船命令に従わず銃を乱射するテロ船舶に正当防衛射撃（空砲）で投降をさせる。
人命救助訓練では、シーマーカーの投下、ヘリから海中へ飛び込み遭難者を救助しヘリへ吊り上げる、まさに体を張った訓練だった
密輸容疑船捕捉訓練は、発砲し逃走する容疑船に巡視艇や航空機、警察艇、税関監視艇が連携して停戦させ、高速ゴムボートで乗移り逮捕する
訓練終了後に参加艦隊がお見送りパーフォマンスをする高速ゴムボート	下船する見学者
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